hemotaro’s diary

痔の手術と経過、その他雑記ブログです

シネコンで「ジョーカー」を観て来ました

こんばんは!

さっきシネコンで「ジョーカー」を観て来ました。

シネコンのお客さんは二十人位だったかな。

バットマンのスピンオフ的な作品でジョーカーの生誕秘話です。

ゴッサムティーは貧富の差が激しい。

貧しい者達は我慢の限界に来ていた。

母親の介護をしながらコメディアンになる夢を持つ主人公アーサー。

悪ガキに看板を奪われて、追いかけた後にボコられたシーンは胸糞悪かった。

本人は笑い病?と言う脳の疾患を持っている。

場違いな所で笑い出してしまうので周囲の人からは奇異な眼で見られている。

バスの中で女の子を笑わせるシーンで、母親から咎められた時も笑い出してしまう。

以下ネタバレあり。映画をこれから観る方はここまでで。

脳に疾患を持っていてる旨のカードを母親に差し出したシーンがとても気の毒だった。

本人は笑うつもりが無くても笑ってしまうのだ。

地下鉄の中で証券マン3人にからかわられ、暴行を受けた際、同僚から貰った拳銃で凶行に及ぶ。

現実なのか夢なのか分からないシーンがある。

同じアパートに住む女性との交際は妄想だったと後で分かった。

幼い頃、母親に虐待を受けた事が分かったシーンでは泣けた。

とにかく主演のホアキン・フェニックスの演技が鬼気迫るものがある。

あの笑い方もだ。

痩せて骨張った身体つきも印象的だった。役作りの為に24kgの減量をしたそう。

元々は優しい性格の主人公だったが、何かが弾けたのだ。

コメディーショーにTV出演した際、ロバート・デニーロ扮する司会者とのやり取りで、

証券マン3人の殺害の告白をして、問答の後、TV司会者にも凶行に及ぶ。

生中継でだ。

街では暴動が起きている。

貧困層の暴動だ。

警察に連行中、激突され気を失うアーサー。いやジョーカー。

横転したパトカーから担ぎ出され、悪の象徴としてのジョーカーがまさにシンボル化していった。

そしてバットマンのあのシーンへと繋がる。

幼い頃のブルース・ウェインが演劇を途中退席した後の劇場裏のシーンだ。

最後のシーンは夢なのか? 現実なのか? どちらともとれる感じで終わった。

 

非常にシリアスな物語でした。

主人公に共感した部分も有ります。

がしかし、人をあやめては、

ダメ、ゼッタイ。

 

お休みなさい。